どうもこんにちはセミリタイアマンです。
僕は2023年末に34歳で大企業を退職しました。
退職した理由は色々あるけど、一番大きな理由は「このまま会社員として一生過ごしたらきっと死ぬときに後悔する」と思ったからです。
会社員として最終出勤日の心境について
とは言うものの、セミリタイア生活をスタートして早2ヶ月以上経過しましたが、たまに「会社退職したのは失敗だったのかも」と思うことはあります。
よくよく考えてみたら「資産2000万円でセミリタイア」っていうのは、リタイアを決断する金額としては少ないと思います。
仮に2000万円をすべて利回り5%のインデックスファンドに投資をしたとしても、年間の収益としてはたかだか100万円程度にしかなりません。
僕の月の基礎生活費がおおよそ10〜15万円なので、これだと大幅に赤字になります。
なので、僕の場合は個人事業主という形で現在も働きながら生活をしているわけですが、これも収入が不安定なのでこの先どうなるか分かりません。もしかしたら5年後は収入が完全にゼロになる可能性もあります。
そう考えると、会社員という立場にすがってもっと大きな資産を蓄えてからリタイアを検討しても良かったのではと思う瞬間もあるのです。
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じゃあいくら必要か
とはいえ、じゃあどれぐらいの資産が貯まれば安心してリタイアできるのかという話になります。
当然10億ぐらいの資産ができたら誰でも安心してリタイアできると思いますが、これを会社員の給料だけで達成するのは多分無理です。
そうなると1億ぐらい？
1億あれば、利回り5%の投資で年間500万円の資産収入が得られます。
これだとほとんどの人がよほどの贅沢をしない限りは十分に生活できると思います。
ですが、もし自分が今から1億貯めようとすると、現在の2000万円をベースに毎月10万円を積み立てて、さらに利回りを5%に想定してもあと21年かかります。
現在34歳なので、リタイアできるのは55歳という計算になります。
引用元：https://www.am-one.co.jp/shisankeisei/simulation.html
結局は天秤
まあ上記でやったシミュレーションはあくまで理論値なので、実際はもっと早くなる可能性もありますが、それでもある程度まとまった資産を貯めようとすると40代になる可能性は高いと思います。
もちろん40歳になってからのリタイアが悪いと言ってるわけではありませんが、僕がなにより大事にしたかったのが今という時間でした。
50代まで我慢して盤石な資産状況になってから退職をするのか、それともある程度のリスクをとってでもすぐに退職をするのか。
結局はここの天秤だと思います。
前者の選択をした場合、多分僕の性格上「もっと早く退職しておけばよかった」と後悔しそうだったので、勢いで後者の選択をしました。
無職の友人が羨ましかった
僕の周りにはなぜか無職の友人が多いです。
普通にしてたらなかなか無職の友達なんてできないと思いますが、なぜか自分の周りには複数の無職がいます。
で、その人達に共通しているのが「思いの外人生を楽しんでいる」ということです。
なんでか分からないけど、みんなそこまで悲壮感が漂っていないし、なんなら会社員として週5日ガチガチに縛られて働いている自分よりも遥かに生き生きとしてるように見えたのです。
それを見てるとどっちが正解か分からなくなってきたんですよね。
会社に縛られて死んだ顔をして働く方が正しいのか、無職でもストレスにさらされずに毎日を充実して過ごすのか。
そのように考えることができたのも、早期に退職を決意できた大きな要因になります。
最後に
割りと勢いで会社を辞めてしまった感は否めないです。
もしかしたら10年、20年先に後悔してる可能性もあります。
でも、まあ死ぬわけじゃないし、今は少なくとも楽観的にものごとを考えています。
なんだかんだ資産が2000万円あるので、最悪無収入になっても10年以上は生活できるし、さすがにそれだけの時間があれば、人生どんな方向にも舵がきれると思います。
とにかく今は時間がたくさんあるので、いろんなことにチャレンジしたいなってワクワクしています。
今やってる個人の事業をもっと伸ばしたいし、他の事業にも挑戦したいです。
こんな気持ちには会社員時代であれば絶対になれなかったので、なんだかんだ早期に会社を退職して正解だったのかなと思っています。
ということで、終わり！
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