どうもこんにちは、セミリタイアマンです。
みなさんはFIREや早期退職(アーリーリタイア)に興味はありますか?
恐らくこの記事に辿りついたということは、少なからずそれらに興味があるのだと思います。
そしてアーリーリタイアにもいろんな種類がありますが、僕はその中でもセミリタイアを2023年末に達成して、34歳でとある大企業を退職しました。
そこでこの記事では僕がずっと憧れていたセミリタイアを実際に経験してみて感じた点についてまとめました。
セミリタイアに興味があるという方、今の会社を辞めたいけど不安という方に参考になるかと思いますので、是非最後までお付き合いください!
- そもそもセミリタイアって何?
- セミリタイア後の生活について
- セミリタイアをしてみて良かったこと
ということで本題に入る前に改めて本ブログの名称にもなっている「セミリタイア」の定義について簡単に確認したいと思います。
そもそも早期退職(アーリーリタイア)は大きく分けると2種類あって、完全リタイアとセミリタイアに分けることができます。
完全リタイアとはリタイア後に全く仕事をせずに生活ができる状態のことを言います。
つまり、株式や不動産などの資産から生活費分以上の収入を得ることができる状態か、もしくは単純に貯金等を切り崩して生活をしていても全く困らない状態であれば、完全リタイアを達成したと言うことができます。
ただし、完全リタイアを達成しようとすると、リタイアをするときの状況(年齢や生活環境)によっては1億円以上の資産が必要になってくるケースも珍しくなく、僕のような一般庶民が完全リタイアを達成しようとするのは果てしなく無理ゲーであると言えます。
なので、僕が実際に達成して、なにより万人におすすめできるリタイアが後述するセミリタイアになります。
リタイア後に全く仕事をしなくても生活できる状態のこと
セミリタイアとはある程度の貯蓄や資産を確保した上で、それとは別に個人で好きな仕事をして生活費等を稼ぎながら生活をする状態のことを言います。
この状態であれば前述した完全リタイアに比べると、1000万円程度でもリタイアが可能になるので、かなり難易度としてはぐっと下がります。
実際に僕は資産が2000万円弱程度でセミリタイアを達成しました。
で、これを見た方で
2000万円程度だと老後の生活は不安じゃない?
と思った方もいるかと思いますが、僕の場合は2000万円の一部を投資に回していて、それを老後資金として運用をしています。
基本的には年率5〜7%程度で資産が増えていくと想定をしていて、これを老後まできっちり運用していけば十分老後についてはなんの心配もなく暮らせると想定しています。(もちろん投資なので100%ということはないですが)
ある程度の貯蓄や資産を確保した上で、それとは別に個人で仕事をして生活費を稼ぐ状態のこと
ということでリタイアの定義について簡単に触れてきましたが、やっとここからが本題です。
リタイア後の僕の生活スタイルをざっと紹介したいと思います。
下記が実際に最近あったとある1日の僕の生活スタイルになります。
意外とこの時間に自然と目を覚ますことが多いです
最近はワンピースを1話から見返しています(現在400話まで到達)
基本的に朝ごはんはオートミールで固定
どうしても運動不足気味になるので近所を30〜1時間程度散歩
やっと仕事を開始
昼ごはんも基本的には鶏肉とか魚でほぼ固定
筋トレ自体は会社員時代からずっと継続
大体筋トレ後は疲れて寝てます
夕方になってようやく午後の仕事を再開
夕食も日によるけどだいたいタンパク質中心の食事
個人的に朝より夜の方が集中できる
就寝前もだいたいワンピース見てます
という具合で、見てもらったら分かる通り食事と運動以外ではまあまあダラけた生活を送っています。
(食事と運動に関しては会社員時代から筋トレをずっと続けている関係で、何故かここだけ比較的ストイック)
仕事時間は日にもよりますが、短いときだと1日3時間程度、長い時(だいたい納期直前)は12時間とかです。
他にも散歩をしない日もあって、そういう日は近所の銭湯に行くこともあります。平日の午前中に行く銭湯マジで最高に背徳感があって気持ちいいです。
あとは土日になったら好きなアイドルのイベントに行ったりと、割と自由な生活を過ごしています。
それでは最後に実際に僕がセミリタイアをして良かったと感じた点を紹介します。
会社員をやっていたときは「平日=地獄、週末=天国」だったのが、セミリタイアをしてからは「平日=天国、週末=普通」になりました。
当たり前の話ですけど、月曜から金曜まで働いていた時間がなくなり、現在はそこが丸々自由時間となっています。
なので以前は週末でしかできなかった旅行も、平日の空いている日にすることができるし、何より旅行にかかる費用も安く抑えることができています。
逆に現在は土日に外出をすることを控えるようになりました。
元々人が多いところが苦手ということもあったので、世間の休みの日とずらすことができるようになったのは非常に良かった点だと思います。
僕は会社員時代から続けている副業の延長で現在は個人事業主として生計を立てています。
個人事業主にはメリットもデメリットもあるけど、自分の裁量で仕事ができるのが一番のメリットだと個人的には思っています。そして「会社に仕事をやらされる」のと、「自分の意思で仕事をする」のには天と地ほどの差があります。
会社員として約10年間働いていましたが、正直仕事に対して楽しいと思ったことは一度もありませんでした。
一方現在では仕事の成果がダイレクトに自分に返ってくるので、日々新しい発見と楽しさがあります。まさか自分が仕事に対して「楽しい」なんて感情を持つ日がくるなんて想像もしてませんでした。
加えてセミリタイアをするためにある程度の資産をすでに確保していたので、経済的な不安がない点も大きかったと思います。
仮に資産が全くない状態であれば、毎日不安に駆られながら仕事をして、今ほど楽しいと思うことはできなかったかもしれません。
よく人生では3つの余裕が必要と言われます。
- お金の余裕
- 時間の余裕
- 心の余裕
この中の「お金の余裕」に関してはセミリタイアを目指す段階の資産形成で、「時間の余裕」は実際にセミリタイアをすることで持つことができました。
そしてその2つの余裕を持てたことにより、「心の余裕」を持つことができたと思っています。
本当にセミリタイアをしてからは、ちょっとのことでは全くイライラしなくなったし、自分のことにお金と時間を使うよりも、他人に対して何かしてあげたいという気持ちが大きくなったと思います。
会社員時代は副業をしていたこともあって毎日3~4時間しか寝ておらず、今思うといつ倒れてもおかしくなかったと思っています。(もう二度とあんな生活は送りたくない)
そして現在は前述したルーティンのように夜の24時〜25時ぐらいの間に寝て朝8時ごろに自然と目を覚ます生活をしています。つまり毎日大体7時間程度は寝れるようになりました。
しかも時間のゆとりができた結果、毎日散歩もしくはジムに行くなどして運動ができるようになりました。これも会社員時代には絶対できなかったことです。
人によっては会社員を辞めたら怠惰な生活を送るようになる人もいるかもしれませんが、意外と自分の周りにはセミリタイアをしている人の方が健康的な生活を送っているような気がします。逆に会社員の方が、夜遅くまで残業して、深夜に暴飲暴食をして、運動もできていないような気がするので、不健康な生活を送っているイメージがあります。(完全に偏見の部分が大きいですが、意外とあたってるんじゃないかなって思います)
会社員なら絶対共感してくれると思うのですが、日曜の夜になると必ず出てくるフレーズ。
明日からまた仕事か…
このパワーワードを言わなくても良くなったのは本当に大きいです。しかもこれが毎週ですからね。
逆に今は「土日<平日」なので、日曜の夜になると謎にテンションが高くなっています。
「今週は何しようかな」「どこに出かけようかな」とこんな感じです。
一見どうしようもないクズ人間に思われるかもしれませんが、個人的には本来人間こうあるべきなのかなってセミリタイアをしてから考えるようになりました。
だって、一度しかない人生ですからね。明日を嫌と思うよりは、明日が来るのが楽しみと思う方がいいじゃないですか。(なんかいきなり哲学っぽくなった、すいません)
ということで、今回は僕が実際にセミリタイアをして良かったと感じた点を紹介しました。
今回は良いことばかりを書きましたが、もちろん悪いこともあります!(悪いことに関してはまた別の記事で書こうかと思います)
ですが、トータルとして僕は会社を辞めてセミリタイアをして良かったと思っています。
まぁまだセミリタイアをして日が浅いので、今後どうなるかは分かりませんが、少なくとも僕は会社員という生き方が自分には合っていなかったと思うので、死んでも会社員には戻りたくないので、今の生活が継続できるように頑張りたいと思います。
今回の記事が少しでもみなさんの参考になってくれれば嬉しいです!