節約こそが最強のスキルだと思った理由

どうもこんにちはセミリタイアマンです。

今でこそセミリタイア(仮)をして、毎日のんびりとストレスなく過ごしている僕ですが、数年前まではこんな生活が送れるようになるなんて思ってもいませんでした。

数年前の自分はというと、普通に会社員をして、貯金もなく、毎月もらった給料以上分の浪費をして、次のボーナスまでなんとか耐え忍ぶ生活でした。
当時はこれが普通だと思っていたし、ましてや世の中に働かないで人生を謳歌している人がいるなんて考えたこともなかったです。

そんな僕がある出来事をきっかけにしてFIREを目指すことになり、これまで色々なことにチャレンジしました。

会社員をしながら副業をしてきたし、未経験ながら投資も始めたし、いろんなお金にまつわる勉強や行動をしてきました。

その中で僕が一番強く思ったことが

セミリタイアマン
セミリタイアマン

節約こそが最強のお金スキル
これさえあれば一生困らない

そこで今回は何故節約こそが最強のスキルなのか、僕がそのように感じた理由についてまとめました。

是非最後までお付き合いください。

理由1:生涯継続できる

まずお金を貯めるには基本的に収入より支出を小さくすることが必要です。

ただしここで言う「収入」、つまり「稼ぐ力」には時間的な限界があります。

例えば会社員であれば、定年退職をする65歳までが限界ですし、個人事業主であっても身体が衰えてきたら稼ぐ力というのは徐々に低下してきます。

つまり「稼ぐ力」を一生涯続けることは基本的には難しいです。


一方で「支出を小さくする」、つまり「節約」には時間的な限界という概念がありません。
むしろ時間を味方にすることで、節約の効果がどんどん高まります。

例えば、スマホ料金を格安SIMに見直して月5000円の節約をすれば、年間で60000円の節約ができるし、仮にこれが30年続けば180万円の節約効果が出てきます。

他にも家賃を見直したり、不要なサブスクを解約したりすれば、これら固定費の削減は半永久的に節約効果が継続されます。

また上記は固定費の話をしましたが、変動費であっても基本的には時間的な限界というものがないので、一旦節約する習慣を身につけることができたら生涯継続することができます。

理由2:収入<支出だと貯金できない

理由1と同様に貯金をするには収入より支出を小さくする必要があります。

だけど、仮に1億円の収入がある高所得者であったとしてもそれを上回るほどの支出をしていたら貯金は全く貯まらないし、むしろ年収300万円で毎月5万円の貯金をしている庶民の方が貯金額が多かったりします。

自分の場合も節約を意識する前は会社の給料以上に毎月お金を使っていたので、全く貯金ができていませんでした。
会社に入社したばかりの頃は貯金が50万円ぐらいあったんですが、それが30歳になる頃にはほぼゼロになってたほどです。


意外と世の中のお金持ちを見てみると、本当のお金持ちは支出がかなり少なくて倹約家の印象があります。

例えば、マイクロソフトの創業者として有名なビル・ゲイツは飛行機の移動でエコノミークラスを使うという話はめちゃくちゃ有名ですし、他にも投資の神様ウォーレン・バフェットは60年以上前に約3万ドルで購入した家に今も住み続けています。

余談ですが、こういう世界的な大富豪が倹約家なのに、自分みたいな庶民が贅沢をしているとたまにすごく虚しくなるときがあります。

理由3:節約したら非課税

この世の中稼いだお金には税金が課せられて、全てを自分のお金として使うことは基本的にはできません。(もちろん控除とか節税とかいろんなテクニックはありますが)

一方で節約して浮いたお金には税金が一切かかりません。

例えば節約をして年間10万円のお金ができたとします。

もしこの10万円を稼ぐ力のみで作ろうとした場合には税金がかかるので、仮に税率20%の人であれば12万5千円を稼がなくてはいけません。

しかも上記は税率20%で計算をしましたが、収入があがればあがるほど累進課税でどんどん税率が高くなるので、節約効果はさらに高まります。

これ自分も会社員だったから分かるんですけど、会社員って税金を自分で払わない(厳密には払ってるんですが)ので、どうしても税金のことになると無頓着になりがちなんですよね。

でも税金や社会保険料って知らないところでめちゃくちゃ取られているので、節約で得た非課税の利益っていうのは本当に馬鹿になりません。

理由4:セミリタイアが見えてくる

僕は数年前までは貰った給料以上の支出をしまくっていて、貯金が底をつくほどの浪費家でした。

だけどほんの少しのきっかけで節約マインドを持つことができて、なんとかセミリタイアをすることができました。


浪費家時代の自分はそもそも「セミリタイア」なんて言葉すら知らなかったけど、そんな自分でもこうなれたのは全て節約がベースになっています。

節約をして支出を最小限にすることができたから会社員の給料に依存することもなくなったし、今の生活レベルであれば今後もし今個人でやってる仕事の収入が完全にゼロになったとしても、10年以上は貯金で生活できると思うし、アルバイトでも十分幸福感を保ったまま暮らしていく自信があります。

こんな感じで節約思考が出来上がってくると将来の不安も減らすことができるので(もちろん完全にゼロにすることはできませんが)、節約スキルは全人類が持っておくべきことがだと個人的には思っています。

まとめ

ということで今回は節約こそが最強のスキルだと思った理由についてまとめました。

もちろん人によって思うことは色々あると思いますが、僕は節約が全てのベース・起点となって人生が大きく変わりました。

正直まだまだ節約できていないなーって思うところがあるのも事実ではありますが、それは「伸びしろ」としてポジティブに捉えて、今後も節約を楽しみながらセミリタイア生活を謳歌していきたいと思います。

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